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コラム

LED照明の利用で明るいキャンプライフ ‐その2‐

 前回のコラムでもLED照明を取り上げたが、以来ワタクシのなかでブームになっておりまして「今度は違う箇所を、今よりもっと明るくしたい」という思いが強くなりました。そんなワケで前回同様、LED照明の第2弾をお送りします。と言っても前回は、主に野外生活における利用と電源確保の話でしたが、今回は快適な車内生活を送るためのLEDの活用法。簡単にいうと、車内すべての照明器具のLED化です。

 

初級編① ルームランプの交換

 まずはどんな電球が使われているのか? カーショップにある車種別適合表で確認できるが、それと同じものがネットで調べられる。車種と年式、場所で簡単に判明。ルームランプでもっとも多いのがT10というタイプ。フロントのマップランプやルームランプのほかに、ナンバー灯やヘッドライト内のポジション球にも使われている。縦型で抜き差しによる簡単な交換方法。次に多いのが、同じT10なのだが電極が左右にあり中央部が光る横長タイプ。T10の●mmなんて呼び方で、数値は全長を示している。ワタシのクルマの場合は、T10の31だった。

 交換時の注意点は、無極性であれば左右どちらに差し込んでも点灯するが、電極の方向が決まっている製品は間違って差し込むと点灯しない。純正の電球を外したら、差し込み部分にテスターを使って、プラスとマイナスを確認するのが一番だが、点灯しなかった場合は左右を入れ替えて差し直すのでも大丈夫。ちなみに各照明器具のカバーの開け方や本体の外し方は、車種によって違うのでネットで調べてください。

T10の31mm純正バルブ 30mm四方(3030程度)のLED高輝度SMDチップが16発貼られている。極性ありのタイプで基盤をよーく見ると、かなり小さく+と-の表記があった。99円で購入 純正のT10バルブ 本体が白色のLED球は7020のチップが横4面と先端に、それぞれ2枚ずつ貼られている。黒色のLED球は3030チップが5枚ある。いずれも99円だった

 今回はアキバ詣で(前回参照)での購入ではなく、ネット通販を利用。その理由はアキバでも流通されていたが、カー用品店で販売している製品ばかりで高価。そこで超格安バルブをネットで探して買ったのだが、黒色のバルブは電極ありなのか、単に差し込むだけでは点灯しない。そこで反転させて試すもダメ。調べると、すでに系統のヒューズが切れていた。新品のヒューズに交換して、再びチャレンジするもまた切れた。反転して試すも…。結局ヒューズを4個消費しても点灯せず。もう電球の不良しか考えられないので、直接バッテリー線を接続すると、バチッとショート。安物買いの…、大失敗!

T10の●mmバルブの場合、照明器具内にきちんと収まるか。幅と高さ、奥行きをチェックしてから基盤のサイズを確認して購入したい 純正ランプの照射では、白熱灯らしい色合いでポヤンとしている 交換したLEDランプ。輝きのある白色で光源を直視できないほど! 左が純正で右がLED。照度も色合いもかなり違う。日常的にもっとも違いが感じられる箇所だ

 

初級編② ドックライトで安全性向上

 バンコンであれば普通のバンやワゴンがベースなので、それほど不便を感じないが、シェル架装したキャブコンの場合、夜間はリヤタイヤやアンダースカート、リヤバンパーの位置が把握しにくい。そんなときに便利なのがドックライト。リヤの下回りやフェンダー付近を照らしてくれる。そこにLEDのテープライトを使用した。

30cmに15発の2835チップを使った防水型LEDテープ。ネットで購入しており1本248円 フェンダーのアーチに沿って内側に貼った。電源は12Vなのでテールランプからの配線 十分な明るさでタイヤの位置がはっきりと分かる

 防水型LEDテープの場合、表面がビニール材で覆われているため、本来の白色が出ずにアンバーがかった色になりやすい。でも買うまで、というか注文したものが到着するまで、どんな発色なのか分かりません…。さらに、これもネットの格安品で4本を購入したのだが、そのうち1本は3発点灯せず…。しかもテープ裏面の電極が剥き出しだったので、指で触れた際にピリリと電気が走り! 安物買いの…、それなりのリスクがあるのです。

 

中級編① 蛍光灯からLED照明へ

 ワタクシの愛車であるボンゴフレンディは、すでに17年が経過しており、それだけで十分に旧車なのですが、さらに開発時期を考えると、四半世紀が経っており…。後席のルームランプなんて蛍光灯、それもU字型の専用品。切れてはいないが、根本はかなり黒ずんでおり、もはや末期状態。そこで新品を調べてみると、あったのだが3000円弱のお値段。サクッと交換は可能だが、今後を考えるとLED化が最適と判断。

カバーを開けるだけで確認できたのだが、こんなU字型蛍光灯なんて大型の家電量販店にもなければ、ネットの流通量も数件のみ。ディーラーだったら、あるかもしれないが… 今回は配線が備わったLEDテープライトではなく、切り売りの製品。この方が安いし、長さも自由自在。購入したのは5050チップで1mに50発。お値段399円! 端子の配線はカプラーで挟むだけと簡単 器具内をぐるっと巡らせるように配線。ちなみに、蛍光灯の端子は4つあったが、実際に電気が流れていたのは2極。テスターで測って、+と‐を確認して線を差し込んだだけ 蛍光灯そのままの状態 FLEDに交換後、明るさの違いを感じた

 照度は蛍光灯とよりも若干明るい程度。どうせならもっと明るくするために、とぐろを巻くように5重ぐらいにしてもよかったかな。それよりも消費電力の減少と耐久性が上がったのが利点。んっ、耐久性って、よくよく考えるとLEDが点灯しなくなる前に、フレンディの方が寿命を迎えるのでは!?

 

中級編② ヘッドライトのLED化

 ヘッドライトのLED化は、所有するバイクからスタート。そのヘッドライトはH4バルブの1灯で、ネットで同型のLEDバルブを調べると、1980円で販売されていた。それぐらいの値段であればダメもとで買ってもいいと。実際に交換してみると、驚くほど白く明るい。これならば同じH4バルブのフレンディも問題ないのでは!?

ネットで購入したH4のLEDバルブは、50Wで12000ルーメン、6000ケルビンとなっていた。完全防水型で車検対応となっているがホント!? お値段はセットで2980円! 左がハロゲンバルブで某有名メーカー品で白色発光。右が交換品で発熱対策のファン付き。そこから配線が出ており、コネクターで接続 バルブ自体はポン付けでOKなのだが、純正のダストカバーではバルブ径が合わずに入らない。そこでカットして径も合わせる 装着するとこんな感じ。ファンの防水性やヘッドライト本体への水の侵入が心配…。さらにコネクターは奥まで差し込んでも浮いており…。仕方がないのでビニールテープでぐるぐる巻き

交換前のロービーム。それなりに白いのだが、明るさは物足りない LEDバルブでのロービーム。手前からかなり遠くまで白く照らし出す。歩道側もかなり広範囲に照射 Cハイビーム D交換後のハイビーム。もうどこを照らしているのか、50m以上先のビル2階まで届いているほど。対向車にかなり迷惑!?

 ポン付けで明るくなったのはいいが、やはり光軸調整は必要だ。それは高さを抑えるのと、左右も若干外向きにする必要がある。車検対応となっているが、正しい光軸が出るのか、次回の車検を迎えるまで不明。さらに、あまり製品そのものを信頼していないので、交換したハロゲンバルブは残して、積んでおいた。

 

番外編 ポータブル電源の取り出し

 前回、モバイルバッテリーの5V電源を使うLEDテープライトをテストしたが、防水仕様もあってか5050チップの高輝度でも不満の残る照度だった。やはりLEDテープは12Vでしょう! ということで、簡単に電源が確保できないか、ネットで商品を探してみた。

ABマキタの電動工具用バッテリーを12Vに変換するアダプター。バッテリーは14.4Vと18Vのいずれにも対応。ピンコネクターで接続できるほか、USBのアダプターも装備。値段は3200円だったが、バッテリー容量はかなり確保できるので、2mぐらいのLEDテープであれば一晩でも大丈夫 USB接続のモバイルバッテリーから12Vが取り出せる昇圧ケーブルで780円。5Vから12Vへの昇圧のためか、変換装置部分の発熱量が大きい。さらに1Aの出力なので、LEDテープであれば1mほどの長さまでしか使えない。

 

 LEDに関しては、もうお腹いっぱいな感はあるが、ワタクシとしては腹八分目。まだ何かやれるのではと考えています。その3として何かやりたいのだが、いやもういいって意見もあるでしょう。次回は何を題材にするか、お楽しみに!

※これらの電気系統DIYについては、知識がない、慣れていないと電気火災のリスクもありますので、交換などは「自己責任」で!

山口則夫

月刊オートキャンパーをメインに活動しているフリーの編集者。趣味はサッカーでFC東京の熱烈サポーター。地元の小学校サッカーチームの代表。JFAサッカーD級コーチ、4級審判所有。愛車のボンゴフレンディ自作キャンピング仕様は、現在17年が経過し走行距離は20万km超! バイクも数台所有しており、日常乗っているのは超マニアックなPS250

http://komae1fc.jimdo.com/

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