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コラム

今年で13年を迎えた我が家の北海道キャンプ旅

今年の夏もまた、毎年の恒例行事「北海道キャンプ旅」を楽しんできました。我が家の北海道旅は、今年で13年目。毎年家族そろって北海道に渡り、2~3週間かけて各地のキャンプ場を巡りながら旅をする。そんな経験を積み重ねてこれたのも、キャンピングカーがあったからこそ。

ミニバンにテントを積んで初めて家族で北海道を旅したのは、長女が3歳の時でした。その後、キャンピングカーを購入し、納車の1週間後には、5歳の長女、0歳の長男を連れて、18日間の北海道キャンピングカー旅を敢行。キャンピングカーのおかげで、乳幼児連れでも安全・快適に長期旅を楽しむことができました。それから毎年欠かさずキャンピングカーで北海道を訪れ、これまでに家族で200泊以上の北海道旅を経験。我が家の「キャンピングカーの歴史」は、まさに「北海道キャンプ旅の歴史」でもあります。

今回のコラムでは、約2週間で道南~道央~道東を巡った今年の北海道キャンプ旅を振り返ってみようと思います。

家族全員そろって13年も旅を続けてこれた理由

 

子供と一緒に長年にわたって旅を続けること。実はそれって、思っているほど簡単なことではありません。子供の成長と共に、部活動や受験勉強で一緒に出かけることはどんどん難しくなるのが現実。キャンピングカー仲間からも、「子供が大きくなって、ついてこなくなった」と嘆く声をよく聞きます。

では、なぜ我が家がこれまで13年欠かさず、家族で長期の北海道旅を続けてこれたのか?

実際、長女が中学生になった頃から、部活動や受験勉強で長旅に同行するのが難しくなりました。それでも「家族全員で行く北海道キャンピングカー旅」をあきらめることなく、常に「その時々にできるスタイル」を家族全員で考え、実践してきました。

忙しい長女と一緒に旅をするため、我が家が取り入れたのは「旅の二部制」です。

今年の夏は、高校生になった長女が部活で短期間しか休みをとれなかったため、まずは妻と長男、愛犬を連れて北海道に渡り、長女抜きで道南~道央~道東を回りました。その後、旅の後半に東京から飛行機で単身北海道入りした長女を、新千歳空港でピックアップ。「旅の二部制」を取り入れることで、今年も家族全員そろって笑顔で旅を締めくくることができました。

北海道の旅はキャンプ場を拠点にするのがベスト!

「北海道でキャンプをすること」は、我が家が北海道を訪れる大きな目的のひとつでもあります。今年も、13年通い続けてきた我が家のホームグラウンド「星に手のとどく丘キャンプ場」をはじめ、南富良野の「かなやま湖オートキャンプ場」、知床の「知床野営場」、釧路の「達古武オートキャンプ場」、八雲の「オートリゾート八雲」と、各地のキャンプ場を回って至福のキャンプを満喫してきました。

北海道には無料のオートキャンプ場から本州顔負けの高規格キャンプ場まで、様々なフィールドがそろっています。しかも、その醍醐味を一度味わってしまうと本州ではキャンプができなくなるほど、素晴らしいロケーションのキャンプ場がたくさんあります。

お気に入りのキャンプ場でできるだけ連泊して、子供やワンコとノンビリ過ごす、それが我が家の北海道旅の基本スタイルです。

好条件のそろったオートキャンプ場が数えきれないほど存在する北海道で、わざわざアスファルトの駐車場で寝るなんてもったいない。北海道を旅する際は、ぜひロケーション抜群のオートキャンプ場を利用して、北海道ならではの大自然を肌で感じてみてください。

今年の旅のテーマは「食べたいものを好きなだけ食べる!」

 

 

 

今年の北海道は、まさに「グルメの旅」でした。

我が家では毎年北海道に行く前に、家族から「行きたい場所」「食べたいもの」のアンケートを取ります。今回の旅では、そこで挙がった「食べたいもの」を、ほぼすべて網羅してきました。

具体的に挙げると、函館の「ラッキーピエロ」「ハセガワストアの焼鳥弁当」、帯広の「豚丼」、釧路の「スパカツ」、中富良野ひつじの丘の「ジンギスカン」、別海町にあるレストランロマンの「ポークチャップ」、中札内にある十勝野フロマージュの「カマンベールチーズソフト」、青森古川市場の「のっけ丼」など。

それ以外にも地元のスーパーで新鮮な食材を購入してオリジナルの海鮮丼をつくったり、キャンプ場でバーベキューをしたり……。新鮮な海の幸や野菜、その土地のB級グルメ、スイーツまで、どこに行っても美味しいものに出会えるのが北海道旅の醍醐味です。

成長した子供と思い出の場所を巡る旅

子供が幼い頃から、一緒に毎年欠かさず北海道を旅してきたので、どの場所にも子供たちとの思い出がたくさん詰まっています。今年の旅は、10年前に0歳で北海道を一緒に旅した長男との思い出をたどる旅でもありました。

キャンピングカーで初めて北海道を訪れた時、まだ0歳でキャンプ場の牧草の上をハイハイしていた長男も、いまや10歳。知床の遊歩道では親を先導し、キャンプ場では率先して設営や撤収を手伝ってくれる、頼もしい男に成長しました。

とくに、知床、羅臼は、長男が0歳だった時以来10年ぶりの訪問。知床五湖や観光船、ゴジラ岩、知床野営場、羅臼の熊の湯、相泊温泉……。10年前はベビーキャリーで担がれていた長男と思い出の場所をたどっていると、当時のことがまるで昨日のことのように思い出され、感慨深い気持ちになりました。

長女が高校生になった今、いつまで家族全員で北海道の旅を続けられるかは、正直わかりません。それでも、これまでのように常に家族全員で話し合い「その時々にできるスタイル」を模索して、家族で行く北海道キャンピングカー旅を可能な限り続けていきたいと思っています。

岩田一成

キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。日本大学芸術学部卒業後、出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に様々なジャンルの雑誌・ムック制作に携わる。キャンピングカーで家族と約1000泊の旅をした経験を活かし、雑誌やWEBでキャンピングカーのコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌のスーパーバイザーを務めるほか、講演会やテレビ・ラジオ番組の出演など、幅広い分野で活躍する。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』(マガジン大地)

http://www.iwata-kazunari.com/

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