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コラム

温故知新、灯油系キャンプグッズにハマる

昨年の冬キャンプで、寒さ対策に石油ストーブを買った。巷では薪ストーブ等が大人気だが、ちょっとそれに乗っかるのはイヤだったので。
探し出したのはネット上で、決め手はその小ささだった。何しろキャンプ道具として石油ストーブはかさばる代物なので。そしてもう1つ。色は赤いタンクと違うが見ての通りどこか有名品のようないで立ちのコピー品と考えられるもの、そのため激安。ココ、遊び道具としてかなり大事。
海外から届いたそれは、御多分に漏れずパッケージの状態でベコベコ…、開けてみると中もガタガタ。この状況は最初から覚悟していたので納得のレベル。早速工具を用意し、バラし、ちょうど良さそうに組み直す。
実は、この作業がしたかったというのが本音、遊びの部分。なぜなら、こういった構造のシンプルなものはコピーされやすく市場に出回る、その分価格が安いわけだが組み直すことでその構造を理解できるという利点があるから。
それにしても、材はカットしっぱなし、バリがバリバリ、ネジ留めが斜めとか舐めちゃってるなどなどいい加減…、流石に笑いがこみ上げる。
ストーブなどでは、大事なパーツである芯とその周りがちゃんとした素材なのか、おかしな事になっていないかを確認したが、実際に組み直して使ってみると快調で、今季2期目を迎えている。


やってみるとこの作業は楽しく、価格対効果を考えてもキャンプでの遊びとして楽しいのではないだろうか。そして今シーズン、昨シーズンのストーブに味をしめさらなるストーブの小型化を目論む。そして怪しさ満点の超小型石油ストーブと古式ゆかしき加圧式石油ランタンのコピー品としては超有名ブランド品を追加購入。もちろんネット通販激安品。
石油ストーブは、芯の長さ調節以外特にすることはなく青く綺麗な炎の燃焼が可能だったが、その作りの甘さに苦笑い、火力調節が上手くできないのだから困った物だったが、適当な簡単な方法で対処する事にした。
加圧式石油ランタンにいたっては、新品なのにタンク内が錆び錆び…。透明な灯油を注入しそのまま引き抜くと濁った黄色、錆びや汚れの粒も多数出て来る。さらに各部設置がおかしく、パッキンなども潰れて役に立っていない始末。
結果酷い燃焼不良が起きるので、慣らし運転をしつつ整備している。それに伴いクリーニングニードルや鉛パッキンなども追加購入している。こちらの方もリーズナブルで懐には優しいが、最終的に暖房としてのストーブ利用にまではまだいたっていない。こういう旧いタイプの道具は、育てていく楽しみもキャンプ向きかも。
そしてサラにハマっているのが、形も美しいハリケーンランタンだ。


元々は超小型のメッキタイプブランド品を愛用していたのだが、コレ、今流行っているらしく新品購入時の10倍くらいの価格で中古品がやりとりされているらしい。
バーボン片手にナイトキャップ時、今時LED照明では味気ないのでキャンピングカー内でも使っていたが、表に置きっ放しで無くなるのも悔しいので、それより大きめだが割と小さいサイズのものを屋外用に追加購入。
これら2台体制により、通常キャンプで電気を使うことが極端に減ったし、1度の給油で一晩どころか朝まで余裕というのは非常にありがたい。
使う頻度が増えた事により、ウィックと呼ばれる芯の消費量も増えたので、それぞれに合わせたサイズのロール物を今シーズンは追加購入したが、快適に利用できている。


さて、長々とひどく個人的なマイブームを書いてみたがその目的は…、深い所ににあるのが災害対策だ。’19年も台風などの被害が大きくそれによる停電なども多発した。そんなときに役立つのが、こういった古き良き時代を彩った道具達。
確かに、現代的なキャンプ道具の方が簡単だし便利だし自分も汚れない。しかし、その燃料だったり電池だったりが手に入らないなどの状況に危機的環境下では陥りがち。その点灯油は長期保存でも比較的取り扱いやすいし、安全性も意外に高い。そこを見直そうというわけ。
もちろんこに手の道具は、普段使って必要なメンテナンスが行なわれてこそ機能を発揮するもの。そのため、日常のキャンプにその場を求めようという事なのだ。そもそも使い方を熟知していないと、とっさの時に対処できないし。
と、お堅いことを言ってはいるが、何も考えないでも使える道具より工夫も必要になるこの手の道具は、使えるようになると自分だけの物に育ってくるので、楽しいだけではなく可愛くなってしまうものなのです。いかがでしょう、試してみませんか⁉︎

TAMA@MAC

主に月刊オートキャンパーに執筆し、超小型キャンピングトレーラーを引っ張って、キャンピングカーの可能性を甘受する日々を送る。クルマやキャンピングカーは相当好きだが、最近はフィールドワークにドップリはまり込んでいる。最近ではcampingcar.jpというサイトを本格運用中。

http://www.tamamac.com

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