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  3. 岩田一成2019年05月24日付けコラム
コラム

バンコンユーザーの集まりに参加してきました!

10連休のゴールデンウイークもアッという間に終わり。キャンピングカーユーザーの皆さんは、愛車で全国各地を駆け回って、充実したクルマ旅を満喫したことでしょう。

これから秋にかけては、全国各地で毎週末のようにキャンピングカーの集まりが開かれます。ビルダーが主催するキャンプ大会、オーナーズクラブやキャンピングカークラブのミーティング、気の合った仲間とのグループキャンプや、SNSのつながりに端を発したオフ会など、その形態はさまざま。こうした集まりに参加して、同じ楽しみを持つキャンピングカーユーザーと交流を深めるのも、キャンピングカーの楽しみのひとつです。

キャブコンオーナーの筆者も、仕事・プライベートを問わず、年間を通してさまざまな集まりに参加します。ゴールデンウイーク明けの週末にも、友人が主催するバンコンユーザークラブのミーティングにお邪魔してきました。

 

土曜朝の渋滞を避けるため、前日のうちに自宅を出発して、深夜に会場近くの道の駅で仮眠。「車内でゆったり就寝できる」という利点を活かして、前泊で渋滞を回避するのは、キャンピングカー乗りにとってスタンダードなスタイルです。

翌日は朝から快晴。駐車場から富士山がキレイに見えました。道の駅を出発して、お気に入りの音楽をかけながら富士山麓をドライブ。今回はどんな素敵な出会いが待っているのか、会場のキャンプ場に向かう道中も、ワクワクが止まりません。

 

今回お邪魔したのは、5月11~12日の週末に静岡県「朝霧高原オートキャンプ場」の一部サイトを貸し切りにして開催された「VCF(バンコン フレンズ).FES Vol.5」。140名以上が参加するフェイスブック・グループ「バンコン フレンズ」のメンバーが集う、大規模ユーザーミーティングです。

会場となったキャンプ場には、関東を中心に、北は南東北、南は関西から約40台のバンコンが集結。林間サイトの貸し切りエリアを、にぎやかに埋め尽くしました。

 

このミーティングは、「バンコン」という共通点以外はビルダーや車種の垣根がないため、集まったキャンピングカーも多種多様。

ハイエースやキャラバン、ナローボディ、ワイドミドル、スーパーロング、軽キャンパーまで、ベース車両、ボディサイズ、架装ビルダーを問わない、さまざまなバンコンがキャンプサイトにズラリと並びました。

 

バンコンの集まりという性格上、比較的若いユーザーが多く、アルミホイールやエアロなどで外装を自分流にドレスアップしているクルマも多く見られました。

スタイリッシュな外観だけを見れば、一般の人ならキャンピングカーだとわからないかもしれません。それが、ファーストカーとしてもマルチに使用できるバンコンならではのメリットでもあります。

 

「バンコンユーザー同士で交流を深めること」を目的としたミーティングということで、開会式では参加者全員が自己紹介。こんなところにも、「初めて出会ったユーザー同士でも早くなじめるように」という主催者側の気配りが感じられます。

また、初めて参加する人が孤立しないように、主催者や参加者が積極的に声をかけたり、仲間の輪に引き入れたりしていた姿も印象に残りました。こうした配慮があるからこそ「次回も参加したい!」というユーザーが増え、楽しいミーティングに育っていくんだなぁと、改めて感心させられました。

 

会場を歩いていると、子供が多いことに驚かされます。「バンコンは比較的車両価格がお手頃」「子供が小さいうちは大きなスペースは必要ない」といった要因からか、この日集まったバンコンユーザーは30~40代のファミリー層が中心となっていました。

そのため、「マスのつかみ取り」や「ジャンケン大会」など、子供が喜ぶ催しも多数用意。「大人だけが楽しむのではなく、ミーティングに参加した全員が楽しめるように」という、主催側の配慮が感じられます。

催しに参加したり、場内を走り回ったり、花火をしたり……。1日中、キャンプ場から子供の歓声が絶えることはありません。こうした集まりで新しい友達を作ったり、以前知り合った友達と再会したりするのも、子供たちにとって大きな楽しみになっているようです。

 

キャンプサイトにイスやテーブルを並べて、持ち寄った料理をつつきながらお酒を酌み交わし、気の合う仲間とキャンピングカー談義。サイドオーニングの下で語り合い、笑い合いながら、楽しいキャンプの夜は更けていきました。

 

翌朝は、8時から大人も子供も一緒になってラジオ体操。スケジュールもイベント内容もすべてユーザー自身が考える手作りのミーティングですが、こうした工夫をプラスするだけで、さわやかな1日の始まりを迎えることができます。

 

こうして、参加者の笑顔にあふれた2日間のユーザーミーティングは無事終了。次回の再会を約束して、それぞれが愛車のバンコンでキャンプ場を後にしました。

 

2日間さまざまなユーザーとお話しましたが、もっとも印象的だったのは

「キャンピングカーに乗って一番良かったのは、友達が増えたこと!」

と、誰もが口をそろえたこと。

 

年齢も、職業も、住んでいる場所も違う、さまざまなユーザーとつながれるのは、「キャンピングカー」という共通の楽しみがあるからこそ。クルマや旅の情報交換をしたり、家族ぐるみで遊びに出かけたり、DIYの得意な人に愛車の快適化を手伝ってもらったり……。年齢を重ねるごとに仕事以外の友人を増やす機会は減っていくので、こうして共通の楽しみを持つ仲間と知り合える機会は本当に貴重です。

こうした集まりに参加したことのないユーザーもいると思いますが、ぜひ機会があればキャンプ大会やユーザーミーティング、オフ会などに参加してみてください。

同じ趣味を持つ仲間が増えれば、キャンピングカーライフはもっともっと楽しくなります。

岩田一成

キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーライター。日本大学芸術学部卒業後、出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に様々なジャンルの雑誌・ムック制作に携わる。キャンピングカーで家族と約1000泊の旅をした経験を活かし、雑誌やWEBでキャンピングカーのコラムや記事を多数執筆。キャンピングカー専門誌やイベントのアドバイザー、講演会、テレビ・ラジオ番組の出演など、幅広い分野で活躍する。著書『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』(グラフィス)

http://www.iwata-kazunari.com/

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