子供の遠征試合の付き添いで東北・関東・北陸と強行スケジュールを押して日帰りであちこち出かけていたので思い切ってキャンピングかーを購入しました。しかし、東北大震災の影響で4カ月待って納車されたのが8月初旬。
とそこに妻が応募した新潟佐渡汽船の懸賞が大当たり。車の運賃無料で佐渡ヶ島へ行けることになりました。早速2泊3日の佐渡ヶ島外周線1周の旅を計画したところ、最近親離れしつつあった高校生の娘も最初は無関心だった旅行計画に突然参加すると言い出し、久しぶりの家族5人のとてもにぎやかな旅行の気配がただよってきました。これも、キャンピングカー効果でしょうか?
初日、私の仕事帰りを待って夕方佐渡汽船乗り場に出発19時30分のフェリーに乗船22時に佐渡両津港に到着。その日は近くの道の駅で車中泊。お盆を過ぎシーズンオフとなった道の駅は、駐車場の街灯も消え、停車している車もなくやや不気味な感じもしましたが、シートをベットに作り変えて寝る準備をしていると、女性群2人が「こんな暗くて怖い所じゃトイレにいけない」とブーイング。
仕方なく港近くのにぎやかなコンビニPで車中泊となりました。コンビニさんありがとうございました。
初めての車中泊に寝付けなかったのか子供らが5時ころから騒ぎ出し、朝6時前から朝食となりました。
すでに日は昇り、向かい側にある山裾をきれいに照らしていました。駐車場とトイレを借りたお礼に家族5人分たんまり朝食と、おやつを買ってゆっくり朝食を食べて7時前に佐渡ヶ島2日目が始まりました。
佐渡外周線を半時計回りに走り、海と山の間の狭い道を走ります。後ろの乗客たちは「きれい きれい」と黄色い声の大合唱。運転手の僕もゆっくり見たいところだけど、なれない車と狭い道の向こうのカーブから顔をだす車の対応におわれ、それどころではありませんでした。
両津湾→弾崎灯台→二つ亀・大野亀→尖閣湾→千畳敷と外海府のワイディングロードを華麗な?ハンドリングで疾走。本日の宿泊地を探索していると、前夜の体験こりたのか、急遽観光ホテル泊となってしまいました。
せっかくのキャンプ体験を楽しみにしていたのに残念(――〆)だったけど、ゆっくり温泉に入れたのは、ドライバーズシートに密着していたぼくのお尻にはとても優しいものでした。おいしい海の幸と冷たいビールは最高でした。
ホテルの売店で地元のおばちゃん達に「うんめよ〜」※おいしいよと試食してしこたまお土産を買い3日目がスタート。
真野湾→人面岩→ゴールドパーク→小木のタライ舟と順調に佐渡一周線の旅も最終コーナーに入った頃、せっかく佐渡に来て海に入ってないとゆうことが判明。早速浮き袋と海水メガネを取り出して近くの海岸で海水浴。子供たちは車に乗りっぱなしで飽きていたのか海の中でおおはしゃぎ。海の中足元をすり抜けて泳ぐ沢山の小魚お見て大興奮。
また思い出がひとつ増えたかなとしばらく遊んでいると出航時間2時間前。とても間に合わないとと観念して。1便遅い船で帰ることにしました。
散々磯遊びをして、シャワーを浴び、帰りしたくをして、残り約40Km。やっと慣れた細い県道を余裕のハンドリングで両津に向かいます。後ろの同乗者は車の走る振動がちょうどいい揺り籠状態で爆睡中。フェリーターミナルに到着。車中泊は出来なかったけど佐渡1周210Km余の旅3日間が終了しました。
帰りの2時間半のフェリーはビールをのんで食事をとり仮眠をとれるので、運転に疲れたドライバーのお父さんもちょうどいい休憩になってよかったです。新潟港に到着女房の運転で自宅に向かいました。2日間で佐渡外周線は走破できたけど、佐渡の真ん中を走る国道350号線を走っていないので、次回は是非チャレンジしたいと思います。