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  3. 山口則夫2016年11月04日付けコラム
コラム

NO PLANのススメ

キャンピングカーのメリットの1つが、宿の予約が不要であることだ。通常、旅に出ると宿泊場所の確保が必要となるが、キャンピングカーであれば宿なんて気にせずに、どこでも気軽に出掛けられる。我が家の旅のスタイルは、まさにソレ。旅先では、おおむね午後になると「今日はどこに泊まろうか?」と考えはじめるのだ。そんな体験からの失敗談、逆によかったことなど、今回はノープランの薦め、無計画旅行記をお届けするので参考にしてほしい。

 

 

我が家の旅支度

 いくらノープランといっても、期間とある程度の目的地は決めます。単純な場所としては北海道。ただし北海道の場合は、期間に応じてフェリーの予約が必要。といっても行きはともかく、復路は函館から出るのであれば、便数が多いのでピーク時を除き予約なしでも乗船可能だ。目的地を決めたら旅行ガイドを入手する。編集部には各地のガイド本があるし、図書館から借りる場合もある。荷物に関しては、1週間以上でも4日間程度の着替え。それと気まま旅は、すべてが車中泊ではない場合もあるので、コンロやイスとテーブルなど、必要最低限のキャンプ道具を持つ。これですべての準備が完了。いざ、出発!

太平山のオートキャンプ場。これだけのキャンプ道具を積んで旅していた

 

 

GOOD! 夏休みの山形~秋田の旅

 深夜に自宅を出発して、福島県内の東北道のSAで仮眠。昼前に山形市内に到着し、第1の目的地である山寺(立石寺)を見物。その後、秋田県に行くという漠然とした目的地があったので、月山を抜けて日本海側に向かう。その日は道の駅“庄内みかわ”で車中泊。翌朝、7時過ぎには出発し、とりあえず秋田市内を目指す。その途中で立ち寄ったコンビニで、海上自衛隊の艦艇一般公開があることを知り急遽酒田港に向かう。ポスターには乗船は事前受け付けとあったので見学だけと思っていたが、空きがあるので乗船もできると。護衛艦の「じんつう」で約90分のクルーズ。子供にとってもいい体験となった。

 その後、男鹿半島にて前回のコラムで書いた八望台での車中泊で驚きの星空体験。翌日はなまはげ館を見学後、再びどこに行こうか模索。そこで見つけたのが秋田市の太平山リゾート。昼間は温水プールで遊び、夜は場内のオートキャンプ場に宿泊。施設もキレイだったしリーズナブル。かなりのお薦めスポットです。その後は角館、田沢湖、仙台七夕祭り、猪苗代、会津若松と全行程6泊7日の旅だった。

見学だけのハズが乗船できたので感動! 息子は自衛隊に入るといっていたが

 

 

GOOD! GWに戸隠・松本の旅

 まだ子供がかなり小さかったとき、旅の目的地は観光以外に遊びを含むようにしていた。そこでGWにどこに行こうか思案。考えついたのが戸隠、というかアクティビティで調べた結果が“チビッ子忍者村”だった。早朝に家を出て、現地には8時ごろに到着したのだが、この時点で満車寸前。離れた駐車場から入り口に向かうと、見覚えのあるキャブコンが! 娘の同級生家族が来ており、場内で会ってしばし行動をともにした。午後2時ごろに施設を出て、次なる目的地までは決めていたので戸隠神社を見学。さーて次は、調べると戸隠キャンプ場を発見。といっても食料を確保していない。近隣に店は…、コンビニすらない。雑貨と食料が置いている、小さな商店で何とか調達してキャンプ場に入る。広大な敷地でサイトも広々だったが、夜はかなり寒くて外ではブルブル。それでも隣のサイト(といってもちょっと離れていたが)のロデオオーナーと仲よくなり、いっしょに焚き火を囲んでクルマ談義。翌朝、素晴らしい景色にはかなり感動。その後、ソバ打ち体験、白馬周辺観光、松本城を見学して帰宅。

この景色を見るだけでも価値があるもの。寒さ対策だけは完ぺきに!

 

松本城にほど近い道の駅・アルプス安曇野ほりがねの里

 

 

 

BAD! 夏休み・調べたのだがハズした…

 家族では2度目となった北海道クルマ旅は、新潟~小樽のフェリーで早朝に到着。めずらしく第1の目的地は決めていた。それが北海道バルーンフェスタで、上士幌町で開催。小樽から札幌を経由したが、午後2時ごろには到着。んっ、バルーンが見当たらない。そこで大会本部に行くと、強風と気温の関係で上がっていないと。さらに聞くと、夏場は気温の関係で早朝がメインという。うーん、あきらめたかったのだが、子供たちがせっかく来たのだから見たいと。仕方なく近隣での車中泊にシフト。とりあえず入浴を済ませ、夕食となったが食事処の選択肢がわずか。案の定、仕方なく入ったレストランで泣きを見るハメに…。翌朝、いくつものバルーンが上がったのでよかったが、これで悪天候だったら…。

曇ってはいるが、多くのバルーンが一斉に上がる姿は壮観でした

 

 

BAD! 夏休み・準備不足&予定変更の落とし穴

 3回目の北海道旅は道南へ。日程的にも余裕があったので、そのまま東北も巡ることに。前回同様に小樽から入り目指すは函館。でもその前に、毎度好例最初の1カ所は調べており、千歳基地の航空祭でブルーインパルスを見よう! 航空機マニアではないが、入間基地周辺で育っただけに、航空ショーは好き。期待して行ったのだが、やはり地方なのか規模は小さく、ブルーインパルスも来たと思ったらアッという間に終了。うーん…、気を取り直して余市を目指す。

人が多いのは確かだが、入間ではもっとギッシリ。やはり地方なのか…

 

 ここで1つ目のミス。旅行情報誌はあるが、道の駅ガイドがない。まあ、編集部で借りているクルマは最新ナビなので何とかなるでしょう、と前向きに考えたが、やはり情報不足。ナビ上で道の駅を探し行ってみると、規模が小さく何もなかったり、やたら寂しかったり…。大失敗! 道内では3泊4日、最後は函館から大間に渡り、深夜まで走り八戸周辺で車中泊。

この年は編集部で借りていたアミティRRで旅をした

 

 さて次は、となったとき、嫁が盛岡!じゃじゃ麺が食べたいと。昼過ぎに盛岡に到着。ここで現地情報を入手。それがこの日に実施される花火大会だった。駐車場と観覧エリアを確認して、いざ会場へ。全面芝生で環境はよいが、付近にトイレは少なく苦労するハメに。花火に関しても、やっぱり地方なのか物足りない。その後、車中泊場所を探して訪れた道の駅“遠野 風の丘”は、静かだが東北とは思えないほど夜でも暑くて…。最後までとっても疲れた旅となった。

打ち上げ場所に近く、芝生にゴロゴロ寝ころべたのはよかったが…

山口則夫

月刊オートキャンパーをメインに活動しているフリーの編集者。趣味はサッカー観戦でFC東京の熱烈サポーター。地元の小学校サッカーチームの代表。JFAのサッカーD級コーチを取得しているので、編集業だけでなく、少年サッカーのコーチも生業にしようかな!? 面倒を見ているチームの練習試合相手は随時募集中!

http://komae1fc.jimdo.com/

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