中島さんのおっしゃった草津温泉の件だが、私たちも群馬県でキャンピングカー業を営んでいるので、草津で起こっているマナー問題はいろいろ耳に入ってくる。確かに草津に泊まっていると、毎日キャンピングカーがいない日がないくらい多く見かける。そのなかで電気を盗んだり、不当にゴミを出したりするマナーの悪いお客が問題になっていることは事実だ。
しかし、同じ群馬でも管理者の対応によっては、問題が深刻化していないところもある。
草津の近くに塩川温泉という温泉があるが、そこにもキャンピングカーが温泉センター前の河川敷に泊まって、草津と同じ様相を呈している。ところが、そこではあまりゴミ問題などが発生していない。
なぜかというと、そこでは河川敷で仮眠する人が、そのことを申請するようなシステムになっているからだ。
塩川温泉では、仮眠したいと申請すると、「キャンプ」と書いた札をくれる。それが仮眠することを保証してくれることになる。もちろんキャンプ施設ではないので、キャンプファイアなどを行うことはできないが、温泉に入って休憩することはできる。そこではあまりゴミ問題は起きていない。
やはり、管理者に「申請する」ことが意味を持ってくると思う。管理者に使用許可を申請することで、利用者にも自覚が生まれる。そうなれば、ゴミ問題でもそんなに深刻化するようなことはないのではないかという気がする。 |