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JRVAトップキャンパーの情報広場 > キンピングカーのマナー・ゴミ問題-シンポジウム「より良きくるま旅を目指して」開催

 

 

キンピングカーのマナー・ゴミ問題

シンポジウム「より良きくるま旅を目指して」

トップ出席者プログラム内容開会の挨拶講演1 ・ 講演2 ・ 講演3 ・ 講演4
ディスカッション1 ・ ディスカッション2 ・ ディスカッション3閉会の挨拶

ディスカッション1 「ゴミ問題をどう解決するか」

増田英樹

質疑応答に移りたいと思うが、その前にマナー・モラルの問題に関して、日本RV協会が、今までどのような対応を行っていたか、簡単にご報告したい。
当協会としては、このマナー・ゴミ問題に対して、昨年から対応を開始している。
そのひとつに「マナーステッカー」がある。これはゴミの持ち帰りを推進しよというメッセージを込めたステッカーで、心あるキャンピングカーユーザーには必ず自分のクルマに張ってくださるようお願いしてきた。

幸い、これをキャンピングカーショーの会場に止めていたユーザーの方々に配布したところ、とても好評だった。キャンピングカーユーザーのマナー意識は、意外と高いことが分かって、びっくりもし、またうれしくも思った。
このステッカーを、キャンピングカーメディアで活躍されている方々にも、いろいろなところで広めてほしいとお願いしてきたが、「オートキャンパー」誌で連載記事を書かれている塩澤さんに、一般の方々に配ったときの反応をおうかがいしたい。


塩澤彰光

「オートキャンパー」誌に連載記事を書いているため、いろいろな場所で声をかけられる。一緒に写真を撮ってくれなどと頼まれることもある。
そういうふうに近づいて来られた方々には、みなあのステッカーを差し上げた。そして、マナーを守ることの大切さを、いちおう説明させていただいた。

この問題は、基本的には啓蒙運動しか解決の道がない。1台のキャンピングカーがマナー違反をすれば、他の何十台のクルマも同じような目で見られてしまう。
しかし、1台が啓蒙している姿を誰かが見てくれれば、きっと他のキャンピングカーユーザーにも波及していくと期待する人も出てくるだろう。そう信じていくしかないと思う。


増田英樹 山本馬骨さんの場合はどうか?

山本馬骨 「マナーステッカー」は、キャンピングカー以外の乗用車に乗られている方にもお配りしたことがある。たいていの方は受け取ってくださったが、なかには「ちょっと…」と言って辞退された方もいた。うしろめたいものがあったのかもしれない。しかし、キャンピングカーユーザーは、全員気持ちよく受け取ってくれた。

増田英樹

さきほど、広報部長の田中さんの講演で、コンビニと提携してゴミ問題を処理できないか、という話が出た。
一般家庭のゴミは、公共機関が持っていってくれるが、コンビニなどが出すゴミは市のゴミ収集車が回収する対象になっていない。あれは産廃ゴミ…産業廃棄物という形で出すことになっている。

産廃廃棄物として処理できるのなら、逆にいうと、経済的なメリットさえ考慮してあげれば、われわれの提案に耳を傾けてくれる可能性が皆無とはいえない。検討するべき価値はあるかもしれない。

キャンプ場の場合は、分別を条件に利用者のゴミを処理してくれるところが多いと思うが、しかし、旅行中にたまったゴミまですべて引き取ってくれるキャパシティはあるのだろうか。
キャンプ場を運営されている蒲生さんにお尋ねしたい。


蒲生 哲

私たちの処理するゴミも、産業廃棄物の扱いになる。そのために処理費用が発生するのだが、当キャンプ場では、それは施設利用料金の中に組み込んで回収している。
利用者の移動中に発生したゴミを回収することも、当キャンプ場では基本的にOKである。
ただ、すべてのキャンプ場がそうではない。キャンプ場のなかには、ゴミをいっさい「持ち帰り」にしているところもある。個々のキャンプ場によって、ゴミの対応もまちまちであるというのが現状だ。


増田英樹 他に、キャンプ場関係者の方で、ゴミ処理に関するご意見をお持ちの方は?

サンタヒルズ
  中村郁夫

ゴミ処理に関しては、当キャンプ場ではお客様から200円ほどの料金を、あえて別料金としていただいている。ゴミを捨てるという行為にはお金がかかるということを、お客様に理解していただくことが必要だからだ。それに関しては、ほとんどの方からご賛同をいただいているが、高いと感じられる方がいらっしゃれば、お持ち帰りいただくようにしている。

マナーに関しての話になるが、当キャンプ場には、キャンピングカーで宿泊されるお客様がけっこういらっしゃるが、皆さんとてもマナーが良い。やはり、お金がかかっても管理者がいるキャンプ場の方が、安心して泊まれるということをご理解いただいているからだろう。
また、キャンピングカーの料金のみ割り引けるのか…という話も出たが、やはり、そうなると、同料金のテント泊の利用者には不公平感が生じる。同じように利用する以上は一方的な割り引きは難しい。


増田英樹

出たゴミをどのように処理するか、どのような場所で処理してもらえるのかということを中心に話が進んでいるが、ゴミそのものを出さない工夫というものも考えていいのではないかと思う。
たとえば、バーベキューなどに使う野菜は、最初から食べる分だけ家で切り取っていく。カップ麺のようなものは、袋から取り出して携帯し、マイカップのような容器に入れて過熱する。

また、途中のスーパーで買った食材などは、買ったスーパーのゴミ捨て場を利用して、パックやビニール袋をそこで処理し、キャンプ場などで調理する時のゴミ発生量を抑えているという話を聞いたこともある。
しかし、それでも発生してしまうゴミは出てくるだろう。食材として使った魚の骨や海老のシッポなどは、夏場は車内に放置しておけない。
生ゴミに関しては、キャンピングカーメーカーの方で対応してあげる必要も出てくるだろう。
たとえば、車外にゴミ専用のプラスチックケースなどを付けて、臭いの出るゴミを一時的に車外で格納するという方法などもあると思う。当社をはじめ、既にハード面でそのような対応を進めるメーカーも出てきている。

ただ、1ヶ月2ヶ月に及ぶような長期旅行となってくると、ゴミを出さない工夫というものにも限界があるだろう。
それに関して、意見をお持ちの方は? 中島さんはどう思われるか?


中島祥和

最初に申しあげたように、基本的に「ただで泊まれる場所はない」ということを前提に考えるなら、ゴミ処理にもお金がかかると考えるべきだ。今キャンプ場さんの方々が発言された内容をうかがうと、キャンプ場ならば、ゴミ処理を行ってくれるところが多いようだ。

ならば、キャンプ場をもっと利用しようという呼びかけも有効なのではないか。
何日もクルマの中だけで暮らしているというのは、特別自慢できるものでも何でもない。やはり何日かに1回は、キャンプ場のようなきちんとしたところに泊まって、キャンプ場で処理することを考えた方がいい。

しかし、キャンピングカーというのは、ゴミを収納するスペースが取りやすいという意味では、比較的便利な方だと思う。
その処理がうまくいかないのは、普通のワンボックスや軽自動車で旅をしている人たちだ。彼らのクルマには、ゴミまで格納するスペースなどまったくない。
だから、群馬県の草津町のように、すでにいっぱいとなった道の駅のゴミ箱にぎゅうぎゅう押し込むことになる。
そういう人たちへの働きかけも、大事になるのではなかろうか。


フィールド
ライフ
福島雅邦

中島さんのおっしゃった草津温泉の件だが、私たちも群馬県でキャンピングカー業を営んでいるので、草津で起こっているマナー問題はいろいろ耳に入ってくる。確かに草津に泊まっていると、毎日キャンピングカーがいない日がないくらい多く見かける。そのなかで電気を盗んだり、不当にゴミを出したりするマナーの悪いお客が問題になっていることは事実だ。

しかし、同じ群馬でも管理者の対応によっては、問題が深刻化していないところもある。
草津の近くに塩川温泉という温泉があるが、そこにもキャンピングカーが温泉センター前の河川敷に泊まって、草津と同じ様相を呈している。ところが、そこではあまりゴミ問題などが発生していない。
なぜかというと、そこでは河川敷で仮眠する人が、そのことを申請するようなシステムになっているからだ。

塩川温泉では、仮眠したいと申請すると、「キャンプ」と書いた札をくれる。それが仮眠することを保証してくれることになる。もちろんキャンプ施設ではないので、キャンプファイアなどを行うことはできないが、温泉に入って休憩することはできる。そこではあまりゴミ問題は起きていない。

やはり、管理者に「申請する」ことが意味を持ってくると思う。管理者に使用許可を申請することで、利用者にも自覚が生まれる。そうなれば、ゴミ問題でもそんなに深刻化するようなことはないのではないかという気がする。

ディスカッション1「ゴミ問題をどう解決するか」 おわり

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